U様邸 新築『ぬく森』古材と太物材の木組みの家
建て主さんが長い年月をかけて集めた、
沢山の古材や建具などや変な物や(失礼^▽^;)面白い物までもフルにふんだんに使い、当社にある太い材料を組み合わせた面白く渋くカッコイイ建物です。
古材を活かし見せる建物 迫力あって面白いお家です。
建て込み中の途中に撮影。
いかに、どうすべきか…建物をウマく建てるには段取り80%です。
社長の目がキョロキョロと動いています。
建込み途中の写真だけでも、迫力あると思います。黒い材木部分はお客様収集の古材です。コチラの建物の古材に合わせた当社の材木も乱入してますが、迫力と重みとなつかしさと色々入り混じってます。
当社特有の太い大黒柱、今回はヒバ材の50CM角材で1階から2階そして屋根まで伸びる一本モノの柱に、お客様の集めた古材を梁材として大黒柱に組み合わせて施工しました。
図面は、お客様の集めてこられた古材を中心に、どうすべきか、どう見せるかを考えながら、図面が出来あがりました。
想像のモット先にある住宅でした。
LDK部分の上を見上げると、天井はなく吹き抜けです。黒い梁の間に見えるのは杉の羽目板、きれいだね~。壁の一部には、米織の布を使い、壁面に壁紙のように貼りました。
ドアは、すべて手作りです。
ガラス部分は、お客様収集のガラスを使用しました。ドアも全体的に黒っぽい塗装をしています。
トイレです。壁面の一部にエコカラットを使用しています。他の壁にも、珪藻土を使用しているこだわりのトイレ。電灯はレトロに。手洗いの洗面器の代わりに使用した部分も見どころ。
トイレへと続く廊下。
床には桜のフローリング、腰板には檜を、白い壁面は珪藻土を、天井には古材を根組して杉板を張っています。
トイレの洗面器??
なにこれ?と思ったら流石です。
トイレの正面から
施主様が集められた物がいたるところにあります。
どこに行っても飽きません
和室の入り口の建具もお客様収集 その建具に合わせて、外の窓を入れた部分の建具もデザインを似たように合わせて障子戸を作成。
以前、蔵の入り口として使用されていた扉を部屋の入り口に使用しました。
閉まってる状態から開けた状態が右の写真です→
片手でも軽々と開けられるように施工してあります。
扉幅をめいいっぱい開けることもできます。見た目の重厚感。夜、明かりが灯るとまた良いです。
蔵の入り口つながりでコチラも紹介。二階納戸部分にも別なタイプの蔵戸を使用しています。
納戸らしくなりました。
LDKに入ると落ち着いた雰囲気をいっぱい感じられます。
右側に立っているのが長く太い大黒柱、その柱に古材を梁としてが組み込んでいます。
米沢の伝統の織物を壁に
米織(よねおり)がよく見える場所より撮影した一枚、和室に入る入り口上に鴨居の上から天井までのアクセント
大黒柱は2階天井を突き抜けて更に上まで行っています。LDKの吹き抜けから見える光景です。
無数の古材が梁材として活きています。2階ホールの手すりにも古材を使用。
つい見上げたくなる迫力のLDK空間
木の香りが心地よく
やすらぎます。
なげしと言われる名称の材木なのですが、壁面のアクセントとして変わりました。そこに刀の鍔(つば)や釘隠し等の金物で壁施工
灯りのかさ代わりに使用している四角いもの、宙ぶらりんにしています。さて、これなんだ?と思いますか??雰囲気よく明かりが反射します。
屏風を飾れる空間。お客様をお招きした時の良い時間が、ホッと心を落ち着かせてくれる空間です。
突然ですが外です。屋根の雪が自然落雪してきて、敷地内に作った水路に落ちてきて水で雪を消すという事をしています。溶かした雪は川にいく仕組み
2階から外に出れる空間、床板にはヒバ材を使用
電灯の傘も拘りの一品。一杯色んな物を収集されてます。すごい!!
明かりを灯してみました。
いいですね~
お部屋がこんな事になっているお部屋もあるんです。うらやましいです。
上の写真の下から見た様子です。槐の太い古材でネタ組みしています。
写真に収める事が出来なかった部分も多数あります。実際に見るのと写真では迫力が違います。
お部屋の電灯を付けるとまた違った雰囲気のお部屋になりました。
おつかれさまでした。一番下まで見てくれて感謝。