家まるごとリフォーム。屋根の向き断熱.耐震etc
リフォームを終え、仕上がった住まいに、
お客様は「自分の家じゃないみたい」と笑っていただきました。
ちなみに、家まるごとなので、写真の数が多いです。
屋根の向き変え、残せる所はそのままに、中も色々変身しました。
(リフォーム前)冬季の雪下ろしは2階の屋根の雪を下しても、一階の屋根に落ちるので、また下さなければならない屋根のつくりでした。 建物の大きさはそのままで、リフォームします。
(リフォーム後)2階は全体的に増え屋根の向きを変えました。雪は自然落雪です。活かせる所は活かしつつ、大胆に。一階部分の外回りは変わっていないようですが、部屋がリフォームされております。
完成の写真を見てもらうとワカって頂けると思いますが、屋根全部を一気に解体すると、万が一雨でも降られたら大変です。だから半分半分屋根を作っていきました。かなりドキドキ
屋根のカタチが出来ました! 幸いにも、雨降らずに よかった~。正面手前側にサンルームを、左手側にお部屋を前後に2つ、右手側屋根高さを利用した荷物沢山入る納戸を施工。
屋根裏の熱気を抜く細工を屋根裏にしています。
写真は、お部屋の天井で、明かり取りのため屋根の窓を施工し取りを設けました。
通し柱をそのままに、元の家の良い所を活かす。 写真は木枠取り付け後です。
黒い部分は一階に行ける階段部分です。 階段はそのまま残しました。
既存の1階骨組みはそのまま利用しつつ。床も、防音対策をしながら今風の強い床に大変身
屋根の低いほうを利用した物置スペース(天井を施工工事中に撮)屋根からの熱を遮熱するから、暑くない
屋根裏の熱気を抜く細工を屋根裏にしています。写真はお部屋の天井で、明かり取りのため屋根に窓を施工
全面の窓を入れ替えし、外壁張替。断熱性向上と耐震性UP
2階部屋の収納扉。
お客様はリフォーム中も生活で、2階のリフォームが終了した時点で1階にとりかかります。
2階部分を作りながら、外回りも耐震性を高めるために、全面パネルを張り込みました。その後雨水侵入を避ける不思議なシートを張り、外壁の下地を施工中。
施工中は、以前建物を建てたときの話を聞きながら、色々な思いで話が施主様から聞けました。一階入り口の残している外壁アール型になった謎などなど。
屋根の上にはもう一つ屋根が少し見えます。空気を動かす為の細工の為の屋根です。外壁張りも防水工事も最後まで当社の職人による工事です。
裏手から見える姿のリフォーム前。
大きなお家です。雪下ろしは、2重に降ろしてた屋根。リフォーム前は、二階の屋根の雪を一階に降ろした後、もう一度おろしてたとの事でした。
裏手から見える姿のリフォーム後。色を変えた外壁、下を濃い色に変えるとドッシリ感がでます。一階部分のサッシ(マド)も全て入れ替えしました。屋根に上がる事はなく、自然落雪。 雪おろしから解放されました。
バリアフリー化と断熱性UPと…色々と
一階キッチンリフォーム前の写真です。
となりに壁境に和室があり、壁を解体して部屋と部屋を繋げる前です。
キッチンリフォーム後、部屋同士はつながりました。使い慣れたシステムキッチンは再利用してきれいに設置しなおしました。窓も入れ替えしてます。
和室とキッチンの境にあった壁を取り除き、床をフラットに、行き来できるように建具を付けました。床は強くし無垢のフロアーを張りました。もとは和室です
キッチンと繋がった!
和室だった部屋は洋間になり、壁だった部分は、キッチンと洋間を繋ぐ入口へと変身
台所と和室の境にあった壁を取り除いて解体した後に、壁との間にある柱を除去する為に太い補強のハリ材をいれ柱を撤去しました。
建具が収まる部分の鴨居。4枚、すべて解放して広々と部屋を使えるようしています。壁は、塗り物です。少しピンク色した珪藻土をコテで塗って仕上げてます
玄関の下駄箱を、檜で作り建具を入れました。
玄関から入って廊下からキッチンに行く段差を解消
別の場所にある部屋を弄らない和室の方は、敷居のみ全て交換しました。建具も作り直しています。
外周りのサッシとの間に元々立っていた木の柱は、細く割れていたので、カッコよく見えるように、新たに板を当てて細工しました。
外壁はりこみ。全面張り終えると全然違った雰囲気に変身を遂げます。
裏手の方まで拘りの施工。サッシ周りや外壁の色の変わり目に、見切りを黒っぽく。スッキリと見えます。
完成! バリアフリーになるように高さを調整し、部屋と廊下の段差をなくし、強い床へ変身させ無垢のフローリングへと変更。和室にあったピアノも洋間に置かれ、音色が違います。
キッチンをリフォームする場合、工事の間は、流し元が使えない不便さが多少ありますが。仮設の流し台や、仮設のコンロなど、その時におおじて、なるべく不便でない様に考えます。工事期間ずっとお客様は、ココで生活し、変わっていく姿を見守って頂きました。 ありがとうございました。